写真はSさん
Amazon Kindleを貸してもらった。Kindleには通信機能が内蔵されており、電子書籍コンテンツの検索、購入、ダウンロード、閲覧までが端末上でできる。突然手元に未来がやってきたような不思議な感覚。ディスプレイは予想以上に見やすい。紙の本と同じように、付箋を付けたり、メモを書いたり、下線を引いたりできる。コンテンツの中身を検索できるのは便利。
Amazonは広告メディアとしての可能性についても検討していることだろう。Amazonでの行動履歴によるターゲティング、決済への誘導など、広告メディアとしての潜在能力は高い。しかし、有料コンテンツへの単純な広告挿入は消費者から反発を招くので、消費者の利益を確保する方法が求められよう。広告主に対しても、スマートフォンなどと比較したときの優位性が必要になりそうだ。
新しいメディアにより、新しい体験が生まれて、新しいマーケティングが生まれる。それに向き合うことは、マーケッターの苦しみでもあり楽しみでもある。
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