アサツーディ・ケイとmedibaは共同で「購買行動におけるモバイル研究プロジェクト」を実施しています。このたび、モバイルが生み出す新たな購買行動についての報告書がまとめられました。「モバイルショッピング」と「店頭でのモバイル検索」について分析しています。
報告書において、モバイルショッピングは「OFFモードショッピング」と名付けられています。店舗やパソコンでのショッピングとは異なり、身も心もリラックスしたOFFモードで行われる特徴があるためです。時間帯としては夜、シーンとしては自宅でくつろいでいるときや就寝前に買い物されているようです。
モバイルショッピングをするシーン
また、携帯電話は店舗での購買行動にも影響を与えています。モバイル利用者の3人にひとりは、過去1ヶ月以内に店頭で情報(クーポン以外)をモバイルで調べていました。報告書では、モバイルをナビゲーションとして買い物することを「ナビ付きショッピング」と名付けています。生活者は店頭でもオンラインの価格やクチコミ、クーポンなどを頼りに、間違いのない商品を安く買おうとしています。
店頭モバイルで調べた情報つまり、買い物の主導権は流通から生活者に移っています。店舗に足を運んでも、モバイルを使えば店舗外の情報にアクセスできます。モバイルによって店舗での購買が促進されることもあれば、逆に阻害されることもあります。
ADKインタラクティブは、ADKグループとして今回の報告書を共有して、モバイル利用者の理解を深め、プロモーションの企画やソリューションの開発に活かしていきます。
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