企業がソーシャルメディアマーケティングを展開するにあたっては、ソーシャルメディアポリシー(ソーシャルメディアに参加するうえでの基本原則)を持つことが大切です。ADKインタラクティブは、企業にソーシャルメディアポリシーの策定を提案するにあたり、まずは自社向けのソーシャルメディアポリシーを策定すべきだと考えました。こうしてできたのが「ADKインタラクティブ ソーシャルメディアポリシー」です。あくまでADKインタラクティブの社内資料ですが、抜粋したものを公開します。
「ADKインタラクティブ ソーシャルメディアポリシー」を策定するにあたり、まずは先行事例を研究しました。Social Media Governanceというウェブサイトには、多数のソーシャルメディアポリシーおよびその分析が公開されており、参考になりました。
一般的な企業の事例として、コカコーラとコダックのソーシャルメディアポリシーについては精読しました。広告会社の事例として、レイザーフィッシュのソーシャルメディアポリシーも精読しました。インテルはソーシャルメディアガイドラインを日本語で公開していたので、それも参考にしました。その他、多数の先行事例を研究することにより、ソーシャルメディアポリシーのスタイルは多種多様であることを理解しました。
- Coca-Cola Online Social Media Principles
- Kodak's Social Media Policies
- Razorfish Employee Social Influence Marketing Guidelines
- インテル・ソーシャルメディア・ガイドライン
それから、自分たちにふさわしいソーシャルメディアポリシーのスタイルについて議論しました。ソーシャルメディアポリシーを適用する対象、項目として含める内容、分かりやすくまとめる工夫などを検討しました。こうして「ADKインタラクティブ ソーシャルメディアポリシー」を完成させ、4月に社内で配布しました。しばらく社内での通知を徹底させたうえで、このたび社外にも公開することにしました。
公開した「ADKインタラクティブ ソーシャルメディアポリシー」は、一部を抜粋したものです。実際の「ADKインタラクティブ ソーシャルメディアポリシー」には、具体的な発言を例に挙げて解説した想定事例、ソーシャルメディアの理解を深めるための参考情報が含まれています。
ソーシャルメディアポリシーは、企業の事情や意思を反映させたものであるべきだと思います。したがって、「ADKインタラクティブ ソーシャルメディアポリシー」の汎用性は限られているでしょうが、ソーシャルメディアポリシーに興味を持つ方々の参考になれば幸いです。ADKインタラクティブは、ソーシャルメディアポリシーを策定するうえで学んだことを、企業向けのソリューションに活かしていきます。
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